移動式蓄電システムCUBOXの必要性


2011年に発生した東日本大震災により、企業・自治体の防災対策、BCP(事業継続計画)対策に対する考え方が大きく変わりました。例えば東京都では、災害発生時に帰宅困難者となる社員が、3日間にわたり会社に待機できるよう備蓄をする条例(帰宅困難者対策条例・努力義務)が制定されました。災害時の備蓄といえば、水や食料、毛布等を思い浮かべますが、電気機器に囲まれた生活をしている我々にとっては「電源の確保」も不可欠になっています。





従来、防災・BCP対策(電源の確保)といえば、自家発電機またはポータブル発電機でしたが、東日本大震災を経験し 「自家発電機は絶対に稼働する」という神話は崩れました。 今まで信頼度の高かった自家発電機の約3割が稼働しなかったのです。理由としては、地震の揺れによる安全装置の稼働・メンテナンス不足によるものが大半でした。また、ポータブル発電機を備えていても、子供や女性、年配者では簡単に稼働することができず使用できなかったケースもありました。

これに対して移動式リチウムイオン蓄電システム「CUBOX」は、スイッチひとつで稼働させることができるので、どなたでも簡単に電源の確保をすることができます。今後の防災・BCP対策(電源の確保)としては自家発電機・ポータブル発電機以外にも最低限の電力を確保する為に、誰でも使用できる移動式蓄電システムの導入は必須です。

最先端の「電源の確保」は「ハイブリッド方式」


今後の防災対策は「ポータブル発電機+CUBOX」をセットで使用する事をお勧め致します。

東日本大震災の際、自治体に限らず、夜間20:30以降はポータブル発電機の停止を求められました。理由はポータブル発電機の騒音・排ガス問題・ガソリン不足の2つです。その為、昼間はポータブル発電機の余剰電力で「CUBOX」に充電し、夜間用の電力として「CUBOX」から送電するハイブリッド方式がスタンダートになりつつあります。

消費しきれない分の電力をCUBOXに充電し、夜間用の通信機器・情報端末・照明用に使用することでガソリンの無駄使いを解消すると共に、ポータブル発電機の騒音・排ガス問題を解消します。*CUBOXは約400Wの電力で充電可能 *インバータ発電機でCUBOXを充電して下さい。故障の原因になる可能性が高くなります。

CUBOXの主なスペック

製品名 CUBOX 3.3kWh CUBOX mini
品番 IPAC-C-1500-U-LiT6-K IPAC-D-500-U-LiT1
定格出力電圧/電力 AC100/1,500VA(正弦波) AC100/500VA(正弦波)
蓄電容量 3,300Wh 550Wh
使用可能時間 約2時間(1,500W使用時) 約1時間(500W使用時)
充電時間 12時間(80%充電), 18時間(満充電) 6時間(80%充電), 9時間(満充電)
切替時間 20ms(0.02秒)以内 10ms(0.01秒)以内
定格出力電圧/電力 AC100/1,500VA(正弦波) AC100/500VA(正弦波)
外形寸法 260(W) x 724.4(D) x 512(H) mm 120(W) x 414(D) x 445(H) mm
質量 68㎏ 16kg

*その他製品、旧バージョンについてはこちらをご参照下さい

CUBOXの導入事例

01 災害対策本部の予備電源として

必ずしも自家発電機が動くわけではない。地震の揺れで安全装置が働き動かないこともあるため、自家発電機とダブルで対策。最低限の通信機器・情報端末・照明用等の予備電源として。

02 事務棟の予備電源(通信機器・情報端末・照明等)として

災害時には、社員の安否確認・拠点間の連絡・お取引先への連絡・情報収集・照明(安心)に必要な最低限の電源確保が必要。商業ビルやビルのテナントには自家発電機が設置してあるが、エレベーターと非常用スプリンクラーにしか通電されていないケースや自家発電機から通電されている場所が限られているため、室内でも使用できるCUBOXを導入。例:CUBOX3使用時→携帯電話1台(7W)・32インチ液晶テレビ(70W)・LED照明(15W)を使用時、約30時間使用可能。

03 事務棟のサーバー(PC・電子カルテ・レセコン・ポスレジ等)の予備電源として

UPSだけでは事業継続計画(BCP対策)とは言えません。UPSは急な停電時に備えて瞬間的に電源を送り込み瞬断などの急な電源供給停止ダメージから機器を保護するためのもので約3~5分程度の電源しか供給できません。事業継続計画(BCP対策)を立てる際にはUPSにCUBOXを接続する事で数十時間電源供給が可能です。

04 災害時の初動対策として

ポータブル発電機は最低でも半年に一度のメンテナンスが必要かつ「ガソリン+オイル」の予備の問題があり、管理に困っている。また、災害時、ポータブル発電機を稼働できる人がその場所にいるとは限らない(子供や女性、年配の方では稼働が難しい)ため、災害対策初動として安全かつ簡単に稼働できる蓄電池の導入が始まっています。CUBOX(蓄電池)は発電機と違い、いかなる精密機器にでも対応できるほど電源の波形と安定した供給能力を持つ。

05 寺・神社の災害対策として

各自治体と災害協定を締結していることが多いため、最低限の通信機器・情報端末・照明等の予備電源の確保。また、檀家の避難場所として受け入れ体制を整えるためや、寺・神社には重要文化財が多いため、火事の危険を伴うガソリン式ポータブル発電機ではなく、CUBOXを導入。

06 太陽光発電導入企業の災害対策利用として

太陽光発電が導入されていても、蓄電池が導入されていなければ夜間電源を確保することができない。また、大型蓄電池が導入されている場合でも通電される場所が固定される。ある企業では災害対策として、普段は省エネとして使用している太陽光発電を災害時に活かしたいと、CUBOXを数台購入し夜間用電源として活用。

07 ホテルの宴会会場、ロビー、事務所の予備電源として

「自家発電機が絶対に稼働するとは限らない」「自家発電機の通電箇所が限られている」(スプリンクラーやエレベーター等のみ)ことを考え、災害時の初動対策としてCUBOXを導入。*災害時は宴会会場およびロビーに宿泊者を待機させるため、通信機器・情報端末・照明等の予備電源が必要。

08 自治体(市区町村)の災害対策本部・緊急避難所・救護所・福祉救護所の備えとして

  1. 災害対策本部の予備電源
    ほとんどの自治体には自家発電機が設置されているが、「自家発電機が絶対に稼働するとは限らない」と予測されている自治体では最低限の通信機器・情報端末・照明用にCUBOXを導入。
  2. 緊急避難所・救護所・福祉救護所の初動対策
    緊急避難所にはポータブル発電機が備蓄されているが、ポータブル発電機は最低でも半年に1度のメンテナンスが必要かつ「ガソリン+オイル」の備蓄の問題があり、管理に困っているのが現状。また、災害時にポータブル発電機を稼働できる人がその場にいるとは限らない(子供や女性、年配の方では稼働が難しい)ため、災害対策初動として安全かつ簡単に稼働できるCUBOXの導入が始まっている。緊急避難所の中でも救護所は医師からの要望で静音で安定した電源供給するものが欲しいというリクエストが増えている。CUBOXは発電機と違い、いかなる精密機器にでも対応できる程の電源の波形と安定した供給能力を持ち合わせている。
  3. 夜間20:30以降の照明用の電源として
    東日本大震災の際は自治体に限らず、夜間20:30以降はポータブル発電機の停止を求められた。理由は騒音・排ガス問題、ガソリン不足の2つ。2~3日であれば我慢できる騒音・排ガスも1週間以上となると精神的にダメージを受ける。夜間の騒音・排ガス問題解消のために、各緊急避難所・救護所・福祉避難所に備蓄される自治体が増加。
  4. J-ALERT(全国瞬時警報システム)への予備電源
    自治体のJ-ALERTのバックアップ電源として導入。通常はUPS+自家発電機に直結されているが、町役場・村役場では自家発電機とは直結していないケースや自家発電機がないケースもある。UPSだけでは約20分程しか持たないため、CUBOXをUPSに接続して使用時間を継続させるている。

09 自衛隊・消防緊急援助隊・DMAT、被災地での夜間用照明・通信機器の電源として

東日本大震災の際はポータブル発電機で照明・通信機器の電源の供給していたが、発電機の騒音や排ガスに対してのクレームが多数あったため、自衛隊・消防緊急援助隊・DMATも夜間20:30以降は発電機の稼働を自粛。*小型ポータブル発電機の場合、夜中2~3回、燃料補給をする必要があったため、隊員の体力消耗に繋がった、、、等の理由から、エアーテント内で使用する夜間用LEDライト・冷風機・通信機器用の電源確保としてCUBOXの導入。

10 消防支援車・消防指揮者・消防救助工作車・DMAT車両への搭載

東日本大震災の際は燃料(ガソリン・軽油)が手に入らなかった。特に内陸部では大きな問題となった。(沿岸部では自衛隊や消防が多く集まったため、困らなかったという情報も)命綱である通信機器だけは途絶えることは出来ない事を考えると、ガソリンは車両用として使い、通信機器・照明専用にCUBOXの導入が最適。発電機搭載の緊急車両もあるが、夜間はガソリンを停止させたい(騒音・ガソリン不足)ため、昼間に発電機の余剰電力でCUBOXに充電し、夜間は通信機器(PC類・衛星電話・無線機等)専用の予備電源として利用。

11 ドクターヘリへ搭載

ドクターヘリ内部にAC100Vが取れる部分があるが、電源の波形が粗いため、各種モニターがブレるという問題があった。CUBOXは電源の波形が整っているため(正弦波)、精密機器に適している。