太陽光発電事業について
ナユタの太陽光発電事業への取り組み
設立当初から「電気エネルギーの効率の良い変換を実現する」をモットーに、地球全体の省エネ化を目指してきました。
LED照明用電源や非常用蓄電システムの開発はその取り組みの1つであり、この度、2013年4月、ナユタはデルタ電子株式会社様(デルソーラー)と販売特約契約を結び、ソーラーパネル販売を軸に太陽光発電事業に本格的に参入いたしました。
デルタ電子製太陽電池モジュール(デルソーラー)について
デルタ電子製太陽電池モジュール(デルソーラー)の特徴は、耐塩害性が高く、パワーコンディショナ(RPI402-1D)も耐塩害仕様となっており、沿岸地域に計画されるメガソーラー(大規模太陽光発電所)等で有効な製品です。
D6P240A3A(最大出力240W)とD6P245A3A(最大出力245W)とD6P250A3A(最大出力250W)とあり、最大モジュール変換効率は15.0%。外形寸法はともに1650×990×42mm。
日本は、地理的状況からメガソーラーは沿岸地域に開発されることが多く、塩害への対策が課題である為、非常に優位性があります。
多結晶型太陽電池モジュールで、環境耐性の高いバックシートの採用、またアルミフレーム、端子ボックス、出力ケーブルに独自の保護強化処理を施すことにより、高い耐塩害性能を実現しております。これにより設置可能な環境の選択肢を拡がります。
更に特長として、IEC61701 Ed.2 (Severity 6)の塩水噴霧腐食耐性に関する認証を取得、耐荷重5400Paの強風・積雪耐性、PID(電圧誘起出力低下)耐性および全数に対してEL検査(モジュールに通電、発光させることでクラック箇所を可視化する試験)の実施による高品質・高信頼性の確保、低照度下においても高い変換効率を維持。また、本製品には10年間の製品保証に加え、25年間のリニア出力保証がついております。
*デルタグループは1971年に台湾で創業した、電子部品メーカー。2012年にはグループ売上約7,101億円
売電から蓄電へ:ナユタの技術
再生可能エネルギーをオフィスや工場で利用する為には、一定量を保つ方が効率がよく、環境への負担が少なくなります。しかし、再生可能エネルギーを安定して電力消費するためには、余剰発電分をためておいて不足時間帯に回すことが必要であり、蓄電池の利用は絶対条件となります。
東北大学大学院環境科学研究科様にて、東北地域における電力不足や災害時における電力対応などの被災地の課題に対し、安定的な電力供給システムの構築とこれに関連した情報サービスの創出を目指すため、経済産業省の平成23年度新規産業創造技術開発費補助金(IT融合による新産業創出のための研究開発事業(産学官IT融合コンソーシアム拠点の整備))に採択され進めてきた「スマートビルDC/AC ハイブリッド制御システム」の一環にて、デルタ電子株式会社様を共に技術提供を行っております。
太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池、LED照明とナユタの技術力が社会貢献出来る最新の取り組みをご提案致します。
ナユタはこれからも今まで培った電源技術を元に永続的にエネルギー問題に取り組んでいきます。
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![]() LEDコンパクト蛍光灯55W形 NLS-A-S55Wの導入 東北大学様 |
![]() デルタ電子製バッテリーバンク 東北大学様 |