CUBOX と三菱重工製発電機との連携蓄電について

 医療機器用電源開発メーカー ナユタ(浜松市、羽深英勝社長)が開発・製造・販売している非常用蓄電システムCUBOX に対して三菱重工製ポータブル発電機MGC900GP(プロパンガス仕様)で充電する実験を三菱重工株式会社 岩塚工場にて行い、ポータブル発電機MGC900GP(プロパンガス仕様)並びにMGC900GB(カセットボンベ仕様)がCUBOX シリーズの動作確認済み発電機として実証されました。

 屋外における電気利用の場合、発電機が最も有効な手段ではありますが、屋内や騒音を出せない場所での電気利用はバッテリー式蓄電システムが最も有効な手段です。ただし、一般社団法人 環境共創イニシアチブが実施する「定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金」の対象機器として登録されているナユタ製蓄電システムCUBOX3は、合計1,000W の電気製品を使用した場合、3 時間しか稼動出来ない為、“災害時に電池が無くなった際の充電方法”という観点から、三菱重工株式会社 汎用機・特車事業本部 エンジン事業部と共同で実験を行い、その可能性の検証を行いました。以下はその実験結果となります。
 
 ■使用機器
  MGC900GP 定格出力:AC100V 8.5A

 ■充電時間
  バッテリーが空の状態から満充電までの時間:11 時間29 分

 ■燃料消費量
  プロパンガスボンベ重量(kg) 38.36(試験前) 34.16(試験後) 4.2(消費量)
  上記より、時間当たりの燃料消費量:365.75g/h

 以上より、三菱重工製ポータブル発電機MGC900GP(プロパンガス仕様)並びにMGC900GB(カセットボンベ仕様)はCUBOX シリーズの動作確認済み充電可能発電機として実証されました。

 利用方法の例として、三菱重工製ポータブル発電機MGC900GP/GB を起動させ、交流コンセント2 口にCUBOXⅢをそれぞれ1 台づつ(計2 台)接続する。または、CUBOXⅢを1 台接続し、残り1 口を他の電気機器に接続する、といった接続方法となります。
 (CUBOX シリーズは充電をする為には4A/1 台必要となります。従って、CUBOXⅢ1 台接続で残り1 口を他電気機器を接続する場合には、合計で4A 以下にする必要があります。)

 停電が長期になった場合の補助用電源として、蓄電池と発電機によるハイブリッドセットして販売拡大を目指します。
 *使用する際は、双方の取扱説明書をよく読みご利用下さい。
 
 
 ★非常用蓄電池システムCUBOX(SII 補助金対象機器)
  製品名 :CUBOXⅢ
  品 番 :IPAC-C-1000-U-LiT6-A
  蓄電容量 :3.3kWh
  定格出力電力 :1000VA
  入 力 :AC100V
  使用可能時間 :3 時間(1000VA)
  充電時間 :18 時間(満充電) 9 時間(80%充電)
  使用環境条件 :[室温]0℃~40℃ [湿度]20%~85%
  切替時間 :20ms(0.02 秒)以内
  外形寸法 :260(W) x 630(D) x 512(H)
  質 量 :68kg

 ★ポータブル発電機MGC900GP
  品 番 :MGC900GP
  形 式 :多極回転界磁形単相交流インバータ発電機
  定格出力(交流) :100V-850VA (50/60Hz)
  定格出力(直流) :12V – 8.3A
  定格連続運転時間 :約10 時間(5kg ボンベ)
  騒音値 :60dB(A) (定格運転時/7m)
  使用環境条件 :-15℃~40℃
  使用燃料 :プロパン
  外形寸法 :400×330×390
  質 量 :20kg(乾燥重量)

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